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福祉人図鑑 2016.07.30更新

[福祉人図鑑009]「はたらく」を通じて居場所をつくる。「やりたい」を支えるサポート役

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増田 安朗さん
ー2015年入社 明星大学文学部福祉実践学科卒
ー社会福祉法人武蔵野会 リアン文京ぶんぶん(就労継続支援A,B型) 支援員

 

―福祉との出会いは、何がきっかけだったのですか?

障がいのある家族がいるんですが、福祉就労で働いて、約6年目になります。その姿を見ていて、僕もご利用者様と長く寄り添っていける仕事をしたいと感じたことがきっかけでした。何十年も生きていくことを考えると、ただ家に居るだけではもったいないですよね。「一般就労できない障害者の方の居場所をつくりたい」という想いから、就労支援の仕事に興味を持つようになりました。

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ー入社されてから、どのようなお仕事をされているのですか?

入社してからは2015年に設立したばかりの「リアン文京」という入所施設内のカフェ立ち上げに携わりました。まずはカフェを軌道に乗せることを目指して、試行錯誤しつつ運営に取り組みました。
現在はご利用者様の就労支援をしています。一般就労ではなく、福祉就労として働いているご利用者様の支援がメインです。

 

ーお気に入りの仕事道具はありますか?

カフェで毎日使っている「焼きゴテ」です。これ、もう3代目なんです。40〜50個のアンパンと蒸しパンに「ぶんにゃん」というカフェのマスコットの焼き印を押していくのですが、毎日使うのでどうしても壊れてきちゃって。

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ー思い入れがある理由を教えてもらってもよいですか?

今もカフェに入る時には使っています。1年以上使い続けている、思い出深い仕事道具なんです。
押すのが難しくて、最初は失敗も多かったです。でも、失敗してロスが出ると売上が下がってしまうので、試行錯誤して練習して、最近は失敗しないようになりました。
パンを乾燥していない状態で押すとくっ付いてきてしまうので、乾燥してきた丁度良いタイミングを見計う必要があります。温度がしっかり上がっているか、表面が汚れていないかを確認して焼き印をしていくんです。綺麗に押せるとすごく嬉しくて。

 

—仕事のやりがいは何ですか?

福祉就労をしている方々は、自分の意思をはっきり伝えられる方が多いです。その人が考えていることにうまく寄り添うことができれば、しっかりコミュニケーションをとることができます。そのために、その人の普段の生活などを踏まえて声をかけてみるようにしています。ご利用者様が本音を話して下さる瞬間がやりがいです。上手に声掛けできなくて伝わらない、と感じる時もありますが、施設長がすぐ傍にいて助言をくれたり、先輩は昔の事例を話してくれたりしてやアドバイスをくれるので、とても働きやすいです。

 

—最後に、学生さんにメッセージをお願いします!

やはり、素直で元気な人にがこの業界に向いているなと感じています。若くて元気なパワーがあると、それだけで職場や施設が明るくなりますね。
僕自身もまだ2年目で、大変なこともたくさんありますが、素直さと元気さで乗り越えています。支援の技術は入社してからじっくりと身につけていけばよいので。
この仕事は、一生懸命ご利用者様に向き合い、喜んでもらえる、とってもやりがいのあるお仕事なので、ぜひ福祉の世界で働いてみませんか。

 

―ありがとうございます。これからも素敵なお仕事をなさってください。

*社会福祉法人武蔵野会では、一緒に働く人材を募集しています。(求人記事はこちら>>

 

[ライター]齊藤寛子

慶應義塾大学文学部心理学専攻卒。パソナキャリアにて転職支援に4年弱従事。その後、未来の社会変容を見据えて日本の教育改革が急務だと感じて独立。以降、人材育成・教育改革双方に携わってきた。人材育成領域では通算約3000名のキャリアカウンセリング、大学〜若年層向けキャリアセミナー年間約30本などに関わる他、TFJ採用広報やNEWVERYフェロー、チェルシーハウスの立上げ運営などを経て一般社団法人ROOTS SPIRALを設立。

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