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福祉人図鑑 2016.02.24更新

[福祉人図鑑001]高木 礼緒奈さん(社会福祉法人福祉楽団・ケアサービスワーカー)

千葉県香取市を中心に、福祉事業やまちづくりなどに取り組む『社会福祉法人福祉楽団』。ここで働く髙木 礼緒奈さんに、これまでの福祉との関わりや仕事内容について伺いました。

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高木 礼緒奈さん
−2014年入社 文教大学卒
−杜の家くりもと 地域福祉サービス部 生活支援課 ケアサービスワーカー

独特な事業展開、それが私の決め手になった

 

-福祉との出会いはどういったカタチだったのでしょうか?

臨床心理学を学ぶ大学に入学したのですが、、資格を取得するには大学院に進まなければならなく、費用も予想以上にかかるということで、臨床心理士の資格を取得する夢は諦めました。入学した学部では、社会福祉士の受験資格が得られるコースを選択できたので、「せっかく大学に通っているのなら資格の一つくらいは取得しておこう」と思い、何気なくそのコースを選択したことが私の福祉との最初の出会いでした。

-福祉楽団で働こうと思った理由を教えてください。

一つは実家から近いからですね。(笑) 実家は千葉県香取市にあるのですが、関東圏で絞り込んで就活ナビサイトを見ていて、福祉楽団の施設がある「千葉県香取市」という文字を見た瞬間に注目してしまいました。

また、福祉楽団は一般的な社会福祉法人では考えられないような独特な事業を展開していますよね。里山が荒れている問題に関しては、障害のある方と一緒に出かけて解決しようとしていたリ、ファーストフード店やカフェがない多古町に「寺子屋」を開いて中高生が勉強をする場を作っていたり。おまけにホームページもとてもおしゃれです。就活をしていた当時の私には見分けが付きづらかった「社会福祉法人」ですが、その中でも圧倒的に福祉楽団に魅力を感じました。また地域の問題解決へのアプローチ法がおもしろく、一緒にやってみたいと思いました。

-今はどのような仕事をされているのでしょうか?

デイサービスでケアワーカーをしています。毎朝利用者さんをお迎えに行き、午前中は主にみなさんの入浴のお手伝いをしています。お昼ご飯は担当する日によって一緒に食べたり食べなかったりします。午後からはレクリエーションを行っています。15時頃になるとお茶をしながら帰り支度をしつつ、16時頃になると利用者さんをお家まで送っています。

 

「仕事」ではなく、「真のつながり」から見出せる一人ひとりの想い

 

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-仕事をするうえで、やりがいや楽しさを感じる瞬間はどういったときなのでしょう?

利用者さんとの何気ない時間のやりとりの中で、その方の好きなもの、得意なことなどを発見できることです。利用者さんの誕生日にはいつも写真を撮らせていただいて、それを色紙に貼ってプレゼントすることが恒例行事なのですが、いつも大人しい人も「写真を撮らせてほしい」とお願いするとすごくノリノリでピースしてくれたり、素敵な笑顔を見せてくださったりします。その姿は普段の生活の中では見ることができず、写真を撮ることで発見することができました。そのような意外な一面を見つけると、とても嬉しいです。

-逆に仕事をしていく中で大変だと思うことはありますか?

働き始めたころは、業務を覚えることや、拒否の強い利用者さんとのコミュニケーションの取り方に苦労しました。今では克服し、利用者さんの心の内にある想いややりたいことをいかにして見出すか、というところに苦労しています。普段の生活の中でそれらを見出すことは簡単ではありません。この前、利用者さんをご自宅までお送りする際に、折り紙を一緒に作って車を待っていたのですが、その時初めて、「この人はとても手先が器用なんだ」と気づくこともありました。今後はさらに利用者の方と深く関わっていき、そのような新たな発見ができる可能性を高めていく努力をしていきたいです。

-働くうえで大切にしていることはありますか?

「なんとかなる」という気持ちですね。私の座右の銘でもあります。これは就活の時に、自己分析をしていて確信したものなのですが、今までの人生を振り返っても高校や大学、就職先選びもそれほど深く考えずに直感で決めてなんとかなってきています。今も働いていて失敗することはもちろんありますが、結局なんとかなってきているのであまり深く引きずらないように心がけています。

「絶対に失敗してはいけない」と思って、一つ一つのことに構えてしまうのではなく、「なんとかなるさ」と思うことでいろいろなことにチャレンジできます。この座右の銘に助けられることが何度かあったので、心に留めておいて良かったと思っています。

-高木さんこだわりの仕事グッズを見せていただいてもよろしいでしょうか?

こちらです。

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レクリエーションのネタ帳と、手作りの50音カードです。このネタ帳とカードは、仕事終わりや休日の時間のある時に、家で考えながら作成しています。レクリエーションの担当の日が決まっているので、その担当の日に備えて、テレビ番組や本から使えそうなネタを探しています。あとは自分で1から考えて、「これだ!」と思ったものはネタ帳に書き込んでいます。50音カードの遊び方ですが、お題となる単語を相手の方に伝えて、カードからその単語に当てはまる50音を探して並べ変えて遊びます。頭の体操になるということで、利用者さんから結構、好評でした!

-学生に「これだけは言っておきたい」メッセージをお願いします!

最近では、就活イベントに先輩職員として参加させていただく機会があるのですが、もっとガンガン質問や疑問を私たちにぶつけてきてほしいと思っています。私も学生の頃は控えめなタイプで、説明会の時に他の学生の前で質問をすることができませんでした。ただ、説明する側の立場になってみると、100%伝えきれていないところもあったりします。そこを掘り下げるつもりで質問してほしいと思います。実際に質問をして、その会社の内側を自分でのぞき込むことができると、充実した就職活動になるかと思います。

-お話ありがとうございました!

 

*社会福祉法人福祉楽団では、一緒に働く人材を募集しています。(求人記事はこちら>>

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