フクシのリアル
一覧を見る

福祉人図鑑 2016.02.24更新

[福祉人図鑑002]佐藤信太朗さん(社会福祉法人フレスコ会・フレスコ浅草開設準備室 課長)

2016年7月にオープンする特別養護老人ホーム『フレスコ浅草』。社会福祉法人フレスコ会で働いている佐藤信太朗さんに、これまでの福祉とのかかわりやキャリアについて、お話を伺いました。

image1

佐藤 信太朗さん
−2015年入社 佛教大学出身
フレスコ浅草開設準備室 課長

 

アルツハイマーの父の介護が、福祉を考える原体験に

 

―福祉の仕事についたのは、どのようなきっかけだったのでしょうか?

最初から福祉に興味があったわけではなくて、社会福祉学科に行ったのは他の学科を落ちたからでした(笑)。最初に実習に出た時は「俺、人のうんちとれないよ」とか思ったりして。でも一緒に過ごしているうちに、だんだん面白いなと思うようになってきて、卒業後は療養型の病院に就職したんです。

その後、僕が22、3歳の時に、父がアルツハイマー型認知症と診断された。夜中の2時に「会社に行かなきゃ」とか出て行ったりしてしまうので、父親を止めるために僕が玄関に寝たりしている時もありました。家族での介護には限界があったので、福祉施設を利用させて頂いて。そこの施設のスタッフにはすごく助けられましたし、「家族ではできなかったケアを、他人なのにここまでしてくれるんだ」と思いました。その体験が、今につながっていると思います。

image2

 

「ありがとうございました」と言えるやりがい

 

―今は、どういう仕事をしていますか?

今年の夏にオープンする『フレスコ浅草』の開設準備をしています。新しい施設で一緒に働ける仲間が必要なので、僕は新卒の求人を担当していて、日々学生向けの説明会に出たり面接したりしていますね。もともと有料老人ホームの施設長を経験していたこともあり、施設がオープンしたら現場の統括として、現場の人を教えたりしていくことになると思います。

―大事にしているグッズなどがあれば見せてください。

なんだろう…お弁当箱ですかね。今日は娘のを持ってきちゃって。親バカなのかもしれないですけど、うちの子供達が世界一かわいいんじゃないかと思っているし、やっぱり支えてくれる家族って大事だなと思います。

―福祉の仕事の魅力ややりがいはどういったところにあると考えていますか?

よくいろんな本に、「感謝される仕事」とか「ありがとうって言われることに喜びを感じる」とか書いてあるけど、僕は逆だと思っています。僕も看取りをいっぱいしてきましたが、利用者さんが人生や最期ということを教えてくれる。ただ病院で亡くなっていくのではなく、どうやって逝くか、どうありたいか。「人生に関わらせてもらって本当にありがとうございました」って言える仕事だなと思っています。

image3

 

介護職として、みんなで理想を追求したい

 

―働くうえで大事にしているポリシーはありますか?

僕は、「なんでも一生懸命にやる」ということですね。常に全力、手は抜かない。高齢者の方はいつ亡くなるかもわからないので。後になって、もっと話せばよかったなとか、あそこに一緒に行けばよかったとか…やっぱり後悔はしたくないですよね。

―これからやっていきたいと考えていることはありますか?

今、目指していることは、「介護職として質を追求していきたい」ということ、「介護職をみんなが憧れるような職業にしていきたい」ということですね。まずは、フレスコ浅草を、自分の親に入居してもらいたいと心から思えるような施設にしたいと思っています。

―質を追求していきたい。

新卒は違うかもしれないけど、長く働くほど「人がいないしな」とかいろんな諦めの理由が見えてきちゃうことがあると思うんです。でも諦める理由じゃなくて、どうやったらできるかを考えていきたい。福祉職の人は、もともとみんなケアの質を上げていきたいはずなんです。でも、利益や効率の中で思うようなケアができなかったりして辞めていってしまう。それを変えたいです。「みんなで理想を追求しよう」と、よく話しています。

―素敵な職場になりそうで、楽しみです。お話をありがとうございました!

image4

 

*社会福祉法人フレスコ会では、一緒に働く人材を募集しています。(求人記事はこちら>>

pagetop