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福祉人図鑑 2016.03.18更新

[福祉人図鑑003]働きやすく、利用しやすい現場を創るため、走り続ける熱い挑戦者

北海道当別町にある「社会福祉法人ゆうゆう」で、幅広い仕事を手がける鹿毛伊織さんに、福祉とのかかわりやモットーについてお聞きしました。

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鹿毛伊織さん
ー2014年入社 北海道医療大学看護福祉学部臨床福祉学科卒
ー社会福祉法人ゆうゆう 経営企画事業部 次長

 

「いつか、福祉の世界に戻ってこよう」

 

―福祉との出合いは、何がきっかけでしたか?

大学で障がい福祉の勉強をしたのが直接のきっかけです。子どもの頃からボランティアに興味があり、大阪の地元でホームレス支援をしたり、タンカーの重油流失事故のボランティアに行ったりして、高校を出たら「難民キャンプに行こう」と思っていました。難民支援は今もあきらめていませんが、そのときに親が「難民キャンプから帰ってから困るだろう」と心配し、まずは大学に行くことにして、福祉の分野に出合ったんです。

大学の実習で、営業職のサラリーマンの方が、うつ病を治療するカウンセリングに立ち会ったとき、「この人の悩みの何がわかるのだろう」と疑問に感じ、卒業後は福祉と全く関係ない企業に就職しました。「営業の仕事を経験してみよう」と思って。それで「いつか福祉の世界に戻ってこよう」と思っていました。約5年間、かなり厳しい仕事もこなし、成果も上げることができました。福祉とはちがう組織や業種でいろいろな経験をしたことは、今の自分にすごく役立っています。

 

より良い現場を創るために

 

―現在は、おもにどんな仕事をしていますか?

理事長のスケジュール管理といった秘書的な業務から、経理、労務、職員の研修やメンタリング、新規プロジェクトの企画・サポート、組織改革、対外的な広報など、何でもやります。なにか予想外のことが起きたときは、まず僕のところに話がきますから。現場の業務がスムーズに進むために、あらゆることに力を尽くすのが自分の仕事だと思っています。

―仕事で欠かせないグッズはありますか?

ノートパソコン、手帳、名刺入れの3つかな。このセットがあれば、いつでもどこでも仕事ができます。

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―たいへんなことも多いと思いますが、仕事のやりがいは?

職員のみんながイキイキと働けること、でしょうか。以前、いつも明るくてガッツもある職員が「鹿毛さん、つらいです」と本音を言ってくれたことがありました。そういう小さな声を聞き逃さず、職員が働きやすい環境を整えること。それがより良い現場や支援につながり、利用者さんにも法人にもプラスになり、地域や福祉全体にとっても、必ず良い方向につながっていくと思います。

 

己を生かす最善の方法

 

―働く上での「座右の銘」はありますか?

昔、祖父がよく言っていたのですが、「世のため、人のために生きることが、己(おのれ)を生かす最善の方法」という言葉です。実現はなかなか難しいですが、何事もそう思って取り組むようにしています。社会のなかで、自分を生かせる役割とか、やるべき仕事っていうものが必ずあると思うんですよ。今はこれが自分の仕事だと思って日々奮闘しています。
これから就職活動をする学生さんは、たとえ相手が大手や大企業だとしても、へんに縮こまって頭を下げたりしないで、堂々と自分がやりたいことを見つけてください。

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―ありがとうございます。これからもまだ「やりたいこと」が広がりそうですね。ますますの活躍を楽しみにしています。

*社会福祉法人ゆうゆうでは、一緒に働く人材を募集しています。(求人記事はこちら>>

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