フクシのリアル
一覧を見る

福祉人図鑑 2016.06.07更新

[福祉人図鑑005]教員志望から福祉の世界に、利用者のできるを引き出す支援者

chikubu1

竹生 晴奈さん
ー2016年入社 日本女子体育大学運動科学科スポーツ科学専攻卒
ー社会福祉法人大田幸陽会 大田区立新井宿福祉園 支援員

 

―福祉との出会いは、何がきっかけだったんですか?

幸陽会で働いていた姉からボランティアに誘ってもらったのがきっかけです。もともとは、体育大学に通っていて、普通の就活もしていました。ジムトレーナーやスポーツメーカーを中心に。でも、就活中に教育実習を経験して、自分は「人に直接関わる仕事」をしたいと気づいたんです。そこから学校の先生になりたいって思うようになって、企業へ就職しないことにしました。就職についてよく姉に相談に乗ってもらっていたのですが、相談した時に障がい者施設でのボランティアに誘われたんです。障がい者の生活に興味があったので参加することにしました。人に直接関わる仕事は教師だけだと思っていたのですが、ボランティアを経験して「この仕事も人に直接関わる仕事」ということに気づけました。そのあと面接を受けて幸陽会で働くことになりました。

 

―仕事をする中で、愛用している道具を見せてください。

こだわりの道具は、このメモ帳です。先輩に言われたことや、介助についてとか、利用者さんごとの特徴とかを色々メモしています。まだ1年目で全然おぼえるばっかりなので、いま先輩が自分から気付いて教えたりしてくれるので、来年は後輩を教えたりできるようにならなきゃいけないなと。まわりをしっかり見て、次はああしてとか指示できる人間になりたいです。一歩先を見据えて支援できるように。

chikubu2

 

―実際に福祉施設で働いてみて、イメージが変わったりもしましたか?

障がいのある方に対する知識が少なく、「施設」って静かなイメージだったんですけど、実際に行ってみると話してくれる人やよく話を聞いてくれる人も多くて、にぎやかで笑顔が多い場所なんだなって。利用者さん同士の会話もありますし、言葉でのやり取りが難しい重度の方も、私が話しかけるといろんな表情で応えてくれます。勝手なイメージをもってしまっていて申し訳なかったって思いました。

 

―働き始めて、仕事をする上で難しいことは何ですか。

時間のメリハリの付け方です。せんべい作りや陶芸などの手作業の手伝いをして、利用者の介助、できることは伸ばすように見守る仕事をしているんですが、利用者さんに今何をするべき時間かを伝えることが大変です。利用者さんがやりたいっていうことも分かるんですけど、それを優先してしまうと施設の意味がなくなってしまうので・・・。そのバランスが難しいです。私の場合は、興味を持ったら行ってしまうので・・・。そうですね、園を知ってもらいたいです。まずは利用者さんとより施設を知ってもらいたいです。どのように社会に合わせていっているか、とか。イメージが変わると思います。

chikubu3

 

―福祉に今まで関わりのない方で興味にある方にアドバイスはありますか。

私の場合は、興味を持ったら行ってしまうので・・・。そうですね、園を知ってもらいたいです。まずは利用者さんというより施設を知ってもらいたいです。どのように社会に合わせていっているか、とか。イメージが変わると思います。

 

―ありがとうございます。竹生さんの一生懸命な気持ちがとても感じられました。これからも素敵なお仕事をなさってください。

*社会福祉法人大田幸陽会では、一緒に働く人材を募集しています。(求人記事はこちら>>

 

[ライター]楢府 奈緒子

大学在籍中は、アジアの貧困問題一筋。フィリピン留学とインターンを通じて〝ソーシャルワーカー″という仕事を知り、福祉の道へ。筑波大学国際総合学類を2016年3月に卒業し、現在は専門学校の社会福祉士養成科(1年制)に在籍中。多くの方に〝フクシ″との出会いがありますようにと、執筆しています!

pagetop