社会福祉法人壷阪寺聚徳会

日本初の養護盲老人ホーム。声に、言葉に、気持ちを乗せて。社会福祉法人壷阪寺聚徳会

「思いやりの心を広く深く」と古くから目の不自由な方の聖地である壷阪寺(奈良県)の信仰をもとに、故常盤勝憲長老によって、昭和36年全国初の養護盲老人ホーム慈母園を設立されたことにはじまります。目が不自由な方にとっては、「声」が「顔」になりますので、声に、言葉に心を乗せて伝え、安心していただくことを心がけています。目がご不自由でも、花の匂いをかぎ花見を楽しめたり、指先の感覚で裁縫もできる。
「目がご不自由=何も出来ない」ではなく、様々な工夫と、少しのお手伝いで何でもできます。私たちの仕事は目がご不自由な方の可能性を引き出し、よりよい生活をお手伝いすることです。

2016.06.20掲載

  • 募集終了
  • 近畿
  • 2017卒エントリー
  • 高齢者 障害者

社会福祉法人壷阪寺聚徳会

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ここに注目!

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①日本初!視覚障がい者のための盲老人ホーム。

ご存知でしょうか?数多くある老人ホームのなかで、視覚障がい者を対象とした老人ホームは、実は全国でも51施設しかありません。当法人は、日本で初めて盲老人ホームを設置。老後に不安を感じる視覚障がい者の強い要望に応えて始まった盲老人ホームの取り組み。一人でも多くの視覚障がいをお持ちの方に安心して過ごして頂けるよう努めています。

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② 淡路島の高台に建つ穏やかな環境

当法人内施設の五色園は淡路島の西海岸、船瀬の高台に位置し、瀬戸内のおだやかな気候が育んだ豊かな緑と、きれいな空気が快適な環境をつくりだしています。また、四季折々の草花や小鳥のさえずり、虫の声が毎日の生活に潤いを与えてくれます。園内の廊下には手摺や点字タイルを配し、目の不自由な方が各部屋へ、安全に歩いていけるよう工夫されています。設備面では、各階に通じている音声エレベーターや、ゆっくりとくつろいでいただけるラウンジなど、ゆとりのある生活の場を構築しています。

経営者からのメッセージ

必要とする人がいる、必要とする社会がある

tubosaka004大阪からほんの数時間で別世界ともいえる景色が広がる淡路島。雄大な自然に囲まれ、養護盲老人ホーム五色園は静かに佇んでいます。

今回訪れた五色園は、全国でも珍しい視覚障がい者を対象とした盲老人ホームです。古くから眼病封じの寺として信仰される壷阪寺が、この地に住みたいという目の不自由な多くの老人の力になろうと盲老人ホームを設立したのが始まりです。
現在、五色園施設長の安東優司さんに施設の特徴や思いをうかがいました。

「養護盲老人ホームなので、基本的に利用者さんはお元気で身の回りのことも自分でされ、施設内は自由に動かれます。利用者のなかには目と耳が不自由な方、目が不自由で精神障がいがある方など、重複障がいがあり地域で生活されるのが困難という方々もこの施設に入っておられます。本当に良い社会であれば地域で助け合いがあり、こういった施設はなくてもいいと思いますが、現状は社会にも地域にも支える基盤が充分ではありません。満床となっているのは、やはり社会の要請があるからだと思います。」

○か×の発想ではなく、なぜ?の発想を。

tubosaka005安東施設長に今後の施設の展望を尋ねると「そんな大そうなものはないよ」と言いながらも語ってくれました。

「職員には、“○か×か”という発想ではなく、“なぜ”の発想を持つようにと日々言っています。例えば、食事を残すのはよくないことと思うかもしれませんが、年配の方にとっては少しだけ残すことに“ごちそうさま”の意味がある場合もあります。“○か×か”は自分の価値観で良いか悪いかを判断するでしょ。利用者さんの行動に、なぜ?と発想することでその人の背景や考えを知り、理解することにつながります。」

「五色園では利用者の在年数が長いため、一人ひとりに根ざしたサービスの維持が不可欠です。そのためには、職員が利用者の気持ちを理解して日常をより前向きにするために考えたり、暮らし方を提案したり出来るかどうかが重要です。それが出来る職員をもっと育てていきたいと思います。」

“いらっしゃい”と誰かの家に来たような雰囲気で迎えてくれる五色園の温もりは、こうした安東施設長の思いが積み重なって生まれているだと実感しました。

職場案内

目のかわりを担う伝達者として。

tubosaka006日本初の視覚障がい者を対象とする養護盲老人ホームを開設した法人であることは、この施設の特徴の一つと言えます。ご自身で洗濯や食事もされる方もおられるので、介護というより「生活のお手伝い」が主な業務となります。また、利用者さんの「目になる」というのは大事な役割です。視覚障がいのある方は、頭の中に地図を描いて生活されています。入園された当初は新しい環境となるため、トイレの場所や階段の段数など生活に必要な情報から周囲の環境の様子など細かに伝えます。私たちは自分が見ているものを伝え、利用者はそれをご自身の世界の中で広げて受け取ります。先天的に視力を失くされた方は「見た」経験がないので、見た通りに伝えても伝わりません。しかし、知らないから判らないということではなく、例えば色にしても、それぞれの経験から独自の色彩感覚をお持ちです。個々の世界に留意しながら話す言葉が、利用者の生活をサポートします。

家族のように深く長い関係づくり。

tubosaka007-2他の高齢者向け施設と比較して特徴的な点は、利用者の在年数の長さです。また、養護施設なので、身の回りのことをご自身で出来るお元気な方が入園されます。その方々が、20年、30年と経ていかれるのを私たちは共にします。施設としても、途中で施設を変わるのではなく最期までみたい、という方針です。その意味で特別養護施設の側面も出てきます。だからこそ、「家族のような」信頼関係を利用者と作っていくことがとても大切になってきます。信頼関係は、例えば朝の声がけ一つでも変わってきます。視覚障がいのある方は、聴覚で職員を“みて”います。担当の利用者の方にだけ挨拶するのではなく、声が届くその場にいる方全てに声をかけます。視覚障がいの方に合わせた心配りを現場で学びながら、信頼関係が築かれていきます。「寄り添うだと他人行儀」とは、ある職員の言葉。まさに、家族のような深く長い人と人との付き合いが、この五色園にはあります。

先輩社員紹介

ここは地元に貢献できる場所。

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先輩社員1 木下 祥宏
2006年入社 大阪人間科学大学卒
社会福祉法人壷阪寺聚徳会 主任

五色園で職員をまとめる主任を務める木下祥宏さんは淡路島出身。
地元に貢献したいという思いは以前から持っていたそうです。
現在は、主任として主に行政や地域との外部調整役に奮闘しています。

「小学生の時に五色園に社会見学に来たことがあって、廊下でおばちゃんたちが楽しげに話していたんです。じつは、その方たちは利用者さんと職員さんだったんですよ。」

記憶に残ったその光景が、福祉の世界に入ってからは「利用者と職員の壁」を作らないという木下さんの仕事の柱となっていました。

「人間なので、どうしても苦手に感じる人もいるけど、しゃべりかけるようにしていたら、言葉足らずだったとしても、何年何ヶ月かかるとしても、いずれはそういう関係がつくれると思っています。」

10年目となる木下さんも家では新米パパ。残業はありますか?とたずねると、即答で「定時で帰ります!」と。職場も家庭も「家族」をキーワードに自然体で働く姿が印象的でした。

1日のスケジュール
  • 08:30

    出勤車で10分。田植えやタマネギ収穫など、季節を感じながら出勤。友人からもらったオリジナルリミックスCDをBGMに。

  • 08:30

    午前申し送り。一日の通院や行事の確認。会場などの最終確認など。事務仕事。保険やガイドの調整など。行事の予定を確認。

  • 13:30

    午後各市町村へ報告書など資料作成。利用者の方の相談事対応。外部との調整・連絡など。新しい利用者さんとお話し生活の安心づくり。

  • 17:30

    仕事のあと定時に帰る派!!2歳と0歳のお父さん。家が職場と近いので帰宅後は子守と家事も充分な時間があります。

  • 休日

    プラスα釣りが趣味。でも、今は子どもとの時間が最優先!遊び場は海です!

毎日が人生勉強中!

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先輩社員2 桑原 真里
2016年入社 徳島文理大学人間生活学部心理学科卒
社会福祉法人壷阪寺聚徳会五色園 支援員

入職1年目の桑原真里さんは、支援員として日々、利用者の生活のお手伝いをしています。福祉の仕事と言えば、“介護や体力勝負というイメージ”だった桑原さん。就活中に五色園に見学に来て、利用者との距離が近いフランクな職場の雰囲気を知り福祉のイメージが変わり徳島から淡路島にやって来ました。

桑原さんは、基本的な仕事内容や、担当する利用者の特徴や生活習慣を細かくメモしています。メモ帳には継ぎ足しのページを付けるほど書き込みがびっしりです。

「特徴を理解して、全盲の方、少し見える方などそれぞれ目の状態によっても声のかけ方を変えています。毎日、昼食の献立を聞いてこられる方には、事前に献立を確認しておきます。利用者とのお話も信頼関係を築く大切な仕事で、例えば以前はあん摩師をされていた方に肩もみを教えてもらうなど、人生の先輩から教わる人生勉強の日々ですね。」

そんな風に謙虚に語る桑原さんも、発する言葉の強さからは、既に頼りにされる立派な支援員として成長している姿が感じ取れました。

1日のスケジュール
  • 08:30

    出勤車で10分の出勤。車の運転も慣れました。今は、マンションで一人暮らしの生活です。

  • 08:30

    午前申し送り。挨拶回りから始まります。医務室に行かれる利用者さんは医務室へ誘導するなど、それぞれの朝の日課に合わせて介助します。

  • 13:30

    午後昼食前と14時頃に、お菓子を出したり、利用者さんの部屋を訪れてお話ししたりします。施設の中や外へ散歩の介助も行います。

  • 17:30

    仕事のあと定時で退社。先輩たちが、定時で帰るよう声をかけてくれます。天気の良い日は海辺の夕陽を見ながら帰宅!

  • 休日

    プラスαバトミントンの社会人サークルに所属。淡路島のお気に入りの場所は、家の前の海です。そこで、ボーとしていると近所の方との井戸端会議が始まることも。

求める人物像

利用者が出会えてよかったと思える職員に。

tubosaka010最後に安東さんに、どんな人なら当法人の仕事に向いているかを尋ねました。

「様々な人生を歩んでこられた方が、残りの人生を過ごされる場所です。私たち職員も、利用者の方に元気をもらったり刺激を受けたり、人として印象深い方と出会うことがあります。利用者にとっても、そのようにこの人に出会えてよかったと思ってもらえる職員であってほしいと思います。」

「私は辞めたいと思ったことはないんです。何でかな?やはりね、利用者さんから元気をもらっていたんですよ。言葉にすると簡単なんですけど、私のことを知ってくれていて“安東さん”と声をかけてくれる人がいるんだと思うと、しんどいときも頑張れるんです。そういう気持ちに共感してくれる方なら大丈夫だと思います!」

もし、目が不自由な方の介助に不安をお持ちだとすれば、利用者が自由に過ごされている様子に、良い意味で裏切られると思います。ぜひ、一度、見学に来て実感してみてください。壷阪寺聚徳会の理念やグループ施設で学ぶ研修制度も充実しています。現在パートも合わせて33名体制。新しい出会いを楽しみにしています。

採用情報

  • 求人情報
  • 法人情報
  • 募集職種/
    業務内容
    施設スタッフ(将来、幹部候補への途があります)
    介護・支援業務から、企画運営・施設経営まで幅広い業務内容
    勤務地 奈良県:高市郡高取町・高市郡明日香村・生駒郡斑鳩町
    兵庫県:洲本市五色町
    勤務時間 配属施設により異なる
    原則、1か月あたりの変形労働時間制
    休日休暇 シフト(変形労働時間)制による年間83~96日
    有給・特別休暇他 (配属施設により異なる)
    給与 月給:219,600円(処遇改善手当30,000円含む)
    *上記は特養施設の場合。2016年採用実績。他諸手当加算
    福利厚生 健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険
    産休・育児休暇制度、資格取得支援等、通勤手当
    採用予定人数 7〜8名
    採用フロー 一次選考→二次選考→最終選考
    担当者/連絡先 坪井 宏之
     TEL:0745-75-8888
     MAIL:dai2jiboen@sunny.ocn.ne.jp

     

  • 法人名 社会福祉法人壷阪寺聚徳会
    法人住所 〒635-0102
    奈良県高市郡高取町壷阪3番地(西国六番札所壷阪寺境内)
    事業内容 ■第1種・第2種社会福祉事業の展開
    ・養護盲老人ホーム「慈母園」「五色園」
    ・障がい者支援施設「明日香園」
    ・特別養護老人ホーム「光明園」
    ・デイサービスセンター「陽明荘」
    ・特別養護老人ホーム・ケアハウス・デイサービス・訪問介護・在宅介護支援センター「第二慈母園」
    Webサイト

    法人WEBサイト http://www.shutokukai.or.jp/
    採用WEBサイト https://job.mynavi.jp/17/pc/search/corp112662/employment.html

     

募集は終了しました。

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