NPO法人ハックの家

ハックの家はなんだかゴチャゴチャ。それが楽しい!NPO法人ハックの家

ハックのみんなも地域の人も、どこから来たのかわからない人も、毎日ゴチャゴチャ集まって「ハックの家」になりました。
ハックがある田野畑村は、コンビニゼロ、信号5か所、小さなお店が6店舗。だけど牛はいっぱい!そんな海と山に囲まれた田野畑村が、みんな大好きです。便利なものはないけれど、本当の幸せがある気がします。

2016.02.23掲載

  • 募集終了
  • 東北
  • 2017卒エントリー
  • 障害者 児童・保育

NPO法人ハックの家

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ここに注目!

注目_1

①地域の人たちとの自然な交流

「花咲き織り」と名付けた織物、パンに漬物、ルアー制作……。「ハックの家」の特色はその多様な活動内容。そしてどの活動にも地元・田野畑村の人たちがかかわっている。暖かい時期は、毎日、誰かしら近所の人たちが織物をしたり、パンを買いに来たりとにぎやかで地域に開かれた施設だ。

注目_2

② ハックるパン、大人気

県内各地にファンの多い「ハックるパン」。花咲き織り工房の少し上の三角屋根には、パン工場とイートインのカフェを兼ねた「ハックるパン工場」がある。火曜日から金曜日まで毎日、職員と利用者が村内やその周辺に販売に行っており、お昼過ぎには売り切れる日も少なくない。

経営者からのメッセージ

その人の個性に合わせて、幅広い作業を

経営者メッセージ_1
リアス式の三陸海岸から約5キロの高台に見えてくる三角の屋根。煙突からは煙が立ち上り、職員も利用者も、みんな笑いが絶えない。この「ハックの家」を切り盛りするのは、施設長でサービス管理責任者の竹下敦子さん。

「ハックの家は、理事長である母(美恵子さん)が平成7年に立ち上げたものです。村に住む障害のある人がいきいきと活動できる場所をつくりたいという思いでした。和裁師の母は、裂き織りだったら作業工程を分担しやすく、それぞれの個性に合わせて作業できるのではないかと考えたんです。20年たっても『花咲き織り』はハックの家の象徴的な存在です」

自身は、岩手県内の別の障害者施設で働いたのち、ハックの家に加わった。立ち上げ当時は、「花咲き織り」と水産加工の2事業で運営をスタートしたが、敦子さんが加わってから、パン工房や漬物製造など新しい事業が始動。最近では釣り用のルアーの制作や刺し子などますます幅が広がり、個性に合わせて作業を選べるようになっている。

みんなの力で震災を乗り越え

差し替え_咲き織り
作業の幅を広げる契機となったのは、2011年の東日本大震災だった。職員や利用者、その家族は無事だったが、高台にある「ハックの家」にも近所の人たちが大勢、避難した。震災前は主力の収入源だった水産加工部門の施設は津波で全壊。再建するのであれば、もとの所在地で事業を再開するしかなく、利用者の安全を考えた敦子さんらは水産加工部門の再開を断念した。

「震災後、被災した地元の鉄工所経営者などが新たにハックに加わりました。お寿司屋さん、魚屋さん、保育士、保険の外交員などさまざまな職業経験をもった職員がいるおかげで、新たな事業を立ち上げることができました。鉄工所の経験があったおかげで、ルアー制作の生産管理ができるし、村役場の車両の洗車も仕事になりました。いろんな経験とアイデアが詰まった職員がいて、自分たちにできることがたくさんあったのが幸いでした」

職場案内

アートの力で個性を引き出すサポートを

職場案内_1アート
力を入れているのは、ハックの家のシンボル的な存在である「花咲き織り」や、最近、新たに導入した刺し子など、いろとりどりの糸や布を使った創作活動だ。「花咲き織り」のもとは江戸時代から東北時代で織られている裂き織。使わない布を細く裂いて横糸として活用するもの。緻密に織る人もいれば、ゆるくふわっとしたテイストに織り上げる人もいて、個性豊かな織物になる。絵画が好きな利用者が描くアート作品をもとに布をつくり小物に仕立てるなど、商品化して展示会などで販売している。花咲き織りは、元の布を織物の素材として切る作業からアイロン掛け、そして織る作業まで作業工程を分業化することができ、みんなの個性に合わせて得意な作業を分担することができる。和裁師の美恵子理事長らが織った布をマフラーやバッグ、小物に仕立てており、巻きスカートは最近のヒット商品だ。

女性が働きやすい職場

職場案内_2女性
「ハックの家」は、大きく分けて「花咲き織り工房」などがある田野畑村エリア、カフェなどがある普代村エリア、放課後児童デイサービスを行う野田村エリアがあり、職員には女性が多く、彼女たちは「子育てしやすい職場」と口をそろえる。職員を束ねる敦子さん自身も、ここで働きながら長男を出産、子育てし、長男は今も花咲き織り工房で遊んだり宿題をやったり。「ここで育ててもらった」という。子育て経験豊富な職員や地域住民と触れ合う機会も多く、女性が安心して子育てをしながら働ける職場だ。

先輩社員紹介

仕事も子育ても楽しめる

松頭_1先輩社員1 松頭史枝
2011年入社 盛岡大学短期大学部卒
ハックの家 職業支援員

「花咲き織り工房」などで働く松頭さんは盛岡市出身。田野畑村のおとなり普代村出身の旦那さんとの結婚を機に移り住み、2011年夏からハックの家に勤務している。「もともと保育士をしていて人と接するのが好きなのでハックの家で働くようになりました。ハックには、職員も利用者もみんなにそれぞれの居場所がある。毎日が楽しくて、ここにいると安心するんです」
11歳から2歳まで5人の子の母親でもある松頭さん。一番下の子はハックの家に勤務しながら出産した。田野畑村内の生活環境も地域の支え合いが根付いていて子育てに適しているそう。

「ハックには地元のおかあさんたちが出入りしていて、ハックを通じて地域とかかわるようになりまし、震災の時も地域の皆さんが私たちを心配してくれました。田野畑はなにもないところですが、その分、暮らしていく中でいいものがたくさん見えてくる土地です。ハックも田野畑村も、地元出身でなくても溶け込みやすいと思います」

1日のスケジュール
  • 07:00

    出勤準備バスで通学する小学生の子どもたちを見送り、身支度を整えるなど出勤の準備。保育園に通う子は、出勤途中に送り届ける。

  • 09:00

    出勤出勤し、利用者がバスで通ってくるのを出迎える。花咲き織りのサポートを行うほか、一緒に歌ったり踊ったり。

  • 16:00

    利用者見送り利用者のバスは原則、16時に出発。体調や気分がすぐれない場合は、柔軟に判断し、先に帰宅させることも。

  • 17:00

    退勤退勤し、保育園の子どもたちのお迎えをし、夕食の買い物をして帰宅。夫が19時くらいに帰宅すると家族で夕食。

  • 21:00

    就寝毎朝5時に起きて家事をこなすため、夜は子どもたちと一緒に早めの就寝。5人の子育てと仕事の両立が楽しい毎日。

人とのつながりが増えるほど、毎日が楽しくなる

佐伯_差し替え先輩社員2 佐伯悠磨
2011年入社 北海道医療福祉大学卒
ピーターズ・キッズ 指導員

震災後、ボランティア活動でハックの家を訪れるようになり、卒業後にそのまま就職したという佐伯さん。障害のある子どもたちが放課後を過ごす「放課後児童デイサービス ピーターズ・キッズ」に勤務している。ピーターズ・キッズは、ハックの家から車で30分ほど北上した野田村にあり、元保育所を活用して、子どもたちが園庭で走り回ったり建物内で遊んだりできる自由な空間だ。小学1年生から高校3年生まで、多い日は10人ほどが過ごす。子どもたちは送迎バスを降りるやいなや、佐伯さんに乗っかったり、追いかけたりと元気いっぱいだ。

「最初はしゃべれなかった子がしゃべるようになったり、いつのまにか大きくなっていきます。子どもたちの成長を感じるのがやりがいですね。障害があるから、ではなく、一人一人の個性を見極めながらコミュニケーションをとることが大事だと日々感じています」

北海道出身の佐伯さん。野田村のとなりの久慈市のアパート住まいで、帰り道にスーパーで買い物をするのが日課。最近になって、いっしょに飲みに行く友人もできてきたとか。

「ハックの家の飲み会もあり、職場の友だちもできます。いろいろ不便はありますが、人とのつながりを増やして自分の暮らしを便利にしていくのも楽しいなあと思います。」

1日のスケジュール
  • 07:00

    起床津波で沿岸部が被災した野田村には物件が少ないため、隣の久慈市にあるアパートで1人暮らし。起床し朝食をとるなど。

  • 08:30

    自宅出発自車で出勤。野田村の中心部近くにある「放課後児童デイサービス ピーターズ・キッズ」までは約30分ほどかかる。

  • 09:00

    出勤夕方子どもたちが来るまでは、活動記録の入力など事務作業を行うほか、施設の掃除や子どもたちもおやつの準備も。

  • 16:00

    子どもたち到着子どもたちがバスで到着。パートの女性たちとともにおやつを出したり、いっしょに遊んだり。短時間だが体力勝負だ。

  • 19:00

    帰宅途中でスーパーに寄って帰宅。日によっては、「ピーターズ・キッズ」の調理場を使って、夕飯をつくることも。基本は自炊だ。

求める人物像

福祉にとらわれないアート好き、大歓迎 

鶴巻1施設長の敦子さんにハックの家が求める人物像について聞いてみた。

「自分の愛するアートをハックの家でみんなと一緒にやってみたい人! うちは利用者も職員もみんな歌やダンスが大好きなので一緒に楽しめる人は大歓迎です。福祉という枠にとらわれない人に来てほしい」

「あとはいろんな経験をしている人。たくさんのアルバイトをした人なんていいですね。わたしたちはこれから時間をかけて、障害を持った人も生まれ育った土地で生き、そして最期の時まで過ごせるよう、仕事だけでなく暮らしのサポートに力を入れて生きたいと思っているんです。そこにも職員の多様な経験が活きてくると思います。地域の食を楽しめる人、田舎の何もなさを楽しめる人なら、すぐに溶け込めると思いますよ」

みんなが「何もない。でも楽しい」と口をそろえるハックの家。創意工夫で仕事も暮らしも楽しくできる、そんな創造性を持った人ならハックの家で楽しめることまちがいなしだ。

採用情報

  • 求人情報
  • 法人情報
  • 募集職種/
    業務内容
    放課後等デイサービス
    児童支援員(保育士)
    ※時々、障害者の支援、グループホームの支援もあります。
    勤務地 ピーターズ・キッズ(時々、ハックの家、maru)
    岩手県九戸郡野田村野田35-20-1(時々、岩手県下閉伊郡田野畑村菅窪20-2)
    勤務時間 10:00~19:30
    ※状況により時間が変更になることもあります。
    休日休暇 土日祝日、年末、年始
    ※土日祝日は出勤の日もあります。
    給与 150,000円~
    福利厚生 賞与、通勤手当、住宅手当、時間外手当、休日出勤手当あり
    社会保険、労働保険、退職金共済
    採用予定人数 1名
    採用フロー 書類選考→実地試験(ものづくり)→面接→採用
    担当者/連絡先 竹下敦子
    連絡先:0194-34-2303/ tanohata-89home@festa.ocn.ne.jp
  • 法人名 特定非営利活動法人ハックの家
    法人住所 〒028-8407
    岩手県下閉伊郡田野畑村菅窪20-2
    事業内容 ・放課後等デイサービス
    ・就労継続支援事業(B型)
    ・共同生活援助
    Webサイト 法人サイト http://www.hakkunoie.com

募集は終了しました。

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