社会福祉法人悠和会

「命のはかなさ」と「いなか」にこそ、これからの未来のフロンティアがある 宮沢賢治のふるさと岩手県花巻市からの挑戦社会福祉法人悠和会

2001年にグループホームとデイサービスなど認知症高齢者向けの事業からスタートし、現在は障がい者の生活支援と働く場づくりにも取り組む社会福祉法人悠和会。農業を活動の基盤に位置づけ、田園地帯での農とともにある暮らしを実践している。「資本主義が行き詰っている今、『命のはかなさ』と『いなか』にこそフロンティアがある」という哲学で福祉の現場から未来の人間のありようを模索しようと挑戦している。

2017.02.22掲載

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  • 東北
  • 2018卒エントリー
  • 高齢者 障害者

社会福祉法人悠和会

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2018卒エントリー

ここに注目!

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①農作業を通じ「大家族」のように

現在は知的障がい者通所就労支援B型「ワークステージ銀河の里」の利用者を中心に、5ヘクタールの稲作とりんごのほか、ビニールハウスでは葉物野菜の水耕栽培も行い、地域の農家から耕作放棄地を引き受ける形で作付面積を増やしている。若い職員は、田植えや稲刈りの経験を通して、人間としてのたくましさを育んでいく。高齢者が昔の経験を思い出しながら、農作業をしたり、職員に教えたり、見守るなかで自然に何か大切なことが伝えられ引き継がれていく。

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② 若い職員を育むチームと利用者

職員の平均年齢は37歳。ユニットリーダー中心に6~7人のチームを組んでいる。利用者との出会い、関わり、チームメンバーとの連携のなかで若い職員も自然と育っていける雰囲気を大事にしている。介護や教育の臨床で用いられる人材育成の手法で、個々の課題やテーマ、グループダイナミズムの動きやプロセスを丁寧に見つめるために、日々のミーティングにはかなりの時間を掛け、「グループスーパービジョン」を月1回チームで行っている。その他、必要に応じて個人面談を重視している。その他『アフリカンダンス』や『さんさ踊り』『手合わせ』など身体表現の活動や、音楽ライブなども有志で活動している。

経営者からのメッセージ

都会にはない「暮らし」とともにある福祉を追求

ginga004宮沢賢治生誕の地として知られる岩手県花巻市。おりしも今年2016年は賢治生誕120年の年にあたる。賢治が畑を耕しながら農民に芸術を教えた「羅須地人協会」からも遠くない同市の田園地帯・幸田地区に「銀河の里」はある。

理事長の宮澤健理事長は広島県出身で、賢治とのつながりはないが、「『命のはかなさ』と『いなか』にこそ、これからの未来のフロンティアがある」と目を輝かせる姿はイーハトーブをイメージした賢治を彷彿とさせる。

都内の特別養護老人ホームや障がい者施設で働いていた宮澤夫妻は、1992年に岩手県に移住した、地方移住のさきがけ的存在だ。都会の福祉施設は設備も人的配置も豊かで恵まれていたが、「何かが足りない」と感じた。それは『暮らし』だと思い至って岩手への移住を決めたという。
銀河の里構想のイメージは「昔の大家族の農家」で、施設臭さのしない、世代を超えて人と人が関わり、出会える場にしたかった。

「問い」があれば、福祉ほど楽しい仕事はない

ginga005その思いを実現する場として選んだのは、妻で施設長の京子さんの叔母が当時暮らしていた花巻市の幸田地区。障がい者グループホームの名称「みつさんち」は、この叔母の名前から取った。

銀河の里は2001年に認知症高齢者のグループホームとデイサービス、在宅介護支援センター事業、居宅介護支援事業をスタートさせた。その後、事業を広げ、障がい者通所授産施設や障がい者グループホームなど障がい者の就労支援にも力を注いでいる。

「つねに利用者から学びがあり、田んぼの中から学びがある、それが銀河の里です。『人間とは何か』『生きるとは何か』といった問いを大切にできる人であれば、福祉ほど深みがあって興味深い仕事はない。自身の『問い』を持った若い人と働きたいですね」と宮澤理事長は目を輝かせる。

職場案内

高齢者、障がい者ひとりひとりの<物語>に寄りそう

ginga006銀河の里では利用者の言葉に耳を傾ける姿勢が徹底している。若い職員がほかの施設に研修に行くと、その違いに驚くほどだという。

当初から認知症の専門施設としてやってきた中で「利用者の言葉はたましいの言葉だ」と感じて自然に襟を正して必死に聞き取ろうとしてきた姿勢だと言う。
認知症の高齢者のそうした重い言葉や深い言葉を、職員ひとりひとりが受け止め、向き合っていくと、それぞれに変容が起こるという。そうした言葉は日々の記録として職員が書き留め、日誌として膨大な量に綴られる。時にはその記録のコピーを持って帰る利用者家族もあるという。言葉を話せない利用者でも、かなりのコミュニケーションが表情や動作などから出来るのだと言う。

銀河の里では『徘徊』などという不遜な言葉は使わない。『お出かけ』とか『歩く』といたって自然に受け止め、止めることはまずしない。長時間の歩きに職員が同行することもあるが、宮澤理事長は「特に若い人は歩く人に鍛えられ育てられるんです。みんな利用者に支えられ、癒されていると思います」と語る。

農業を核に「何でも挑戦」

ginga007障がい者通所授産施設「ワークステージ銀河の里」の作業の中心は農業だ。農産品を活用した餃子・シューマイなど六次化にも取り組んでいる。地域では、高齢になり農業を続けることが難しい世帯は少なくなく、その農地を引き受ける形で栽培面積を増やしてきた。

水耕栽培では、ブーケレタスや色合いのきれいな葉物を年間通じて出荷していて、職員や利用者の提案で新しい野菜の栽培を始めることも多い。最新作はりんごを使った炭酸飲料ノンアルコールシードル。今年1月にデビューした。これは事務長の発案だった。事務長と職員が岩手県工業技術センターの研修生になり試作を重ねて製品化にこぎつけた。農業以外の分野でも、語学研修のための留学や医師免許取得のための医科大学通学を薦めるなど、個々の職員の新しい挑戦の背中を押している。

先輩社員紹介

自分と利用者が一緒に成長できる仕事

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先輩社員1 佐々木陽子
2014年入社 岩手県立大学社会福祉学部卒
ワークステージ銀河の里 支援員

地元花巻市出身の佐々木さんは、障がい者福祉施設が近くにある環境で生まれ育ち、子どものころから障がいを持つ人たちと交流があったため、大学進学は社会福祉学部を選択。就職活動でも自然な流れで福祉の道を選んだという。「ワークステージ銀河の里」は見学した際に、職員が利用者「その人」を見て仕事をしている、と感じ、就職を決めた。

今ではたくさんの利用者から「陽子ちゃん」と親しまれ信頼される存在だが、最初の年はうまくコミュニケーションを取れないこともあった。「大学で福祉を勉強したので『専門職なんだから』という変な気負いがあって、利用者さんとうまくいかないことも多かった。『本気でないと利用者さんも向き合ってくれない』と気づいてから変わったと思います」。

特に手強かった3人の利用者との出会いが自分を成長させてくれた、とエピソードを交えて振り返る佐々木さん。一人一人と真摯に向き合っている様子が伝わってくる。「利用者さんと一緒に悩むこともたくさんありますが、振り返ってその人の変化や成長を感じられた時に感動します。これからの目標は、利用者さんが『やりたい』と言うことを私も一緒に楽しみ一緒に成長していくことです」

1日のスケジュール
  • 08:00

    出勤花巻市内の実家から約20分かけて車で通勤。

  • 09:00

    午前朝の申し送り(情報共有)を終えると、前日職員が記入した日誌の印刷や利用者の送迎バスの確認などの事務作業。水耕栽培のハウスが忙しい時期は手伝いに行くことも。

  • 13:00

    午後水耕栽培のビニールハウスへ。作業の進み具合を確認したり、自身も作業をする。「小昼(おやつ)」の時間は、おやつを食べたり水分補給をしたり。利用者が帰宅するための送迎バスのハンドルを握る日も。

  • 20:00

    仕事のあと支援計画書の作成、翌日の送迎バスの手配などの事務作業を終えて帰宅。もっと早く帰れる日もある。

  • 休日

    プラスα地元の友だちと遊んだり買い物に行ったり。直接、利用者から相談の電話がかかってくることもあるが、チームで情報共有し一人一人に負担をかけない体制をつくっている。

利用者を師と仰げる人と働きたい

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先輩社員2 中屋なつき
2001年入社 岩手大学教育学部卒
特別養護老人ホーム銀河の里 生活相談員

大学では美術を専攻し絵画や版画の作品の制作に打ち込んでいた中屋さん。銀河の里開設の準備を進めていた宮澤夫妻と出会い、「銀河の里」の立ち上げ前から関わってきた。「利用者さんとの生活は日常そのものが作品のような感じで、そこに自分も関わっていられることが幸せ。自分の人生も豊かにして貰っていると思います」と語る。

中屋さんは銀河の里を「職場とは思っていないんです」。施設敷地内の建物に住んでいて、文字通り、仕事と生活が一体となっている。隔月で発行し利用者家族や支援者に送っている「あまのがわ通信」に得意分野を生かしてエッセイまんがの連載も担当している。「こういうローカルな場所から新しい価値観や高齢者や障がい者の持っている魅力やたましいの輝きを発信していきたいですね」。

若い職員の育成にもかかわる中屋さんから見て、この仕事に向いているのはどんな人だろうかと聞くと、「利用者を師と仰げる人」ときっぱり。「今の社会では、若者が高齢者から伝えられ継いでいくという機会が少なくなっていますが、ここでは若い職員が高齢者から『託される』とか『継ぐ』ということが自然な形で日々、行われています。そういうやりとりをチーム全員で気に掛け見守っています」

1日のスケジュール
  • 08:30

    出勤銀河の里敷地内の寮に住んでいるため、通勤は徒歩0分。前日の日誌などに目を通す

  • 09:30

    午前小型バスでショートステイ利用者の迎えに行き、戻った後は、全施設の日誌に目を通し、状況を把握。グループホームの各部屋を回り、利用者と対話。途中、職員から相談を受けることも多い。お昼は利用者の介助をしながら、一緒に食事

  • 13:00

    午後午前に引き続き、各部屋を回るほか、ショートステイ利用者のスケジュール調整など事務作業をこなす。夕方になると利用者を自宅に送りながら、家族と情報交換

  • 17:00

    仕事のあとグループホームの各部屋を回りその日の仕事は終了。時には利用者に誘われ一緒に夕食をとることも。敷地内の草取りなどをして帰宅。

  • 休日

    プラスα大学で専攻したのちしばらくは制作していなかった銅版画。最近ふたたび創作意欲が沸き、休日に制作。施設内にも展示されている。

求める人物像

地域貢献、農業、新規事業……求む!「目的意識のある人」

ginga010どんな人に来てほしいですか、との質問には、宮澤理事長、中堅職員ともに「起業家精神のあるタフな人」。福祉施設と起業家とは一見、離れているようにも思えるが、悠和会は、2001年の事業開始以来、「ワークステージ銀河の里」の開設や、飲食店(現在は閉店)経営など新しいプロジェクトを立ち上げ、意欲ある若手職員にスタートアップから任せる方法をとってきた。ノンアルコールのシードル開発もその一つ。

事業開始時の「銀河の里構想」に描かれていたカフェや宿泊施設の運営はまだ実現していない。採用を担当する副施設長の戸來淳博さんは「地域貢献として、地域の方々が高齢になって作業できない農地ももっと活用したいと考えてみます。農業をやってみたい、とか田舎だからこそできることを事業化してみたい、というように目的意識のはっきりした人であれば銀河の里にぴったりだと思います」。

戸來さんは高齢者福祉事業を中心にいくつものプロジェクト立ち上げにかかわってきたが、やはり支えは利用者だと言う。「高齢者が人生をまっとうする場に寄り添っていると、それぞれの職員に残る言葉や感覚があり、それがつらい時でも支えになり、癒しになります。そんな銀河の里に共感してくれる人と出会い、一緒に働きたいですね」

採用情報

  • 求人情報
  • 法人情報
  • 募集職種/
    業務内容
    【農業・農産加工・食品加工の事業】
     ●農業指導員(稲作、林檎、水耕栽培等の管理、指導)
     ●農産・食品加工場に関わる職種(栄養士・調理師(員))

    【福祉サービス分野】
     ●介護系総合職(主任・ユニットリーダー候補)
     ●障がい者系総合職(リーダー候補)
     ●ソーシャルワーカー
      (障がい者生活支援員・高齢者生活相談員・ケアマネージャー)
     ●ケアワーカー(高齢者介護員)
     ●医療専門職(看護師・准看護師)
     ●事務職  ●厨房調理に関わる職種(栄養士・調理師(員))
     ●広報(各種パンフレット、ホームページ、CM、映画制作など)

    【農業・農産加工・食品加工の事業】
     ●農業指導員(稲作、林檎、水耕栽培等の管理、指導)
     ●農産・食品加工場に関わる職種(栄養士・調理師(員))

    【福祉サービス分野】
     ●介護系総合職(主任・ユニットリーダー候補)
     ●障がい者系総合職(リーダー候補)
     ●ソーシャルワーカー(障がい者生活支援員・高齢者生活相談員)
     ●ケアワーカー(高齢者介護員)
     ●医療専門職(看護師・准看護師)
     ●事務職  ●厨房調理に関わる職種(栄養士・調理師(員))
     ●広報(各種パンフレット、ホームページ、CM、映画制作など)

    勤務地 岩手県花巻市
    勤務時間 基本8:30~17:30(事業所によって異なり、ローテーションもあり)
    休日休暇 年間99日
    給与 4大卒)155.000~
    福利厚生 各手当あり(通勤・住宅・資格・扶養など)・加入保険(雇用・労災・健康・厚生)・退職金制度あり・育休など休業制度あり・再雇用制度あり・賞与年三回
    採用予定人数 5名
    採用フロー 受付:2017年3月1日より、随時、見学&説明会、インターンシップも受付して
       いきます。
       マイナビのサイトからエントリーするか、直接お問い合わせ下さい。
    流れ:1.まずは、マイナビもしくは直接エントリーしてください。
       2.見学説明会に参加し、その後行われる面接を希望し、一次選考へ
    担当者/連絡先 事務局 戸來 淳博
    0198-32-1788 / atsuhiro@ginganosato.com
  • 法人名 社会福祉法人悠和会
    法人住所 〒025-0013
    岩手県花巻市幸田4-116-1
    事業内容 高齢者福祉事業(特養・グループホーム・デイサービスなど)・障がい者福祉事業(就労支援B型)・農業事業
    Webサイト

    法人WEBサイト http://www.ginganosato.com/
    採用WEBサイト http://job.mynavi.jp/18/pc/search/corp205074/outline.html
    Facebook https://www.facebook.com/yuuwakai.ginga/

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