VR認知症プロジェクト

認知症の症状を自分ごととして体験することが、 新たな‘寄り添い方’を見つけるヒントにつながります。

● VR認知症プロジェクトについて

認知症になると想いを表に出しづらくなり、代わりに起こす行動が“周囲 には理解できないもの“と映ってしまうことが多くあります。

表面的な行動は、「徘徊」「帰宅願望」「入浴拒否」などの様々な専門 用語で括られ、”認知症だから起こすもの”と思われがちです。しかし”認 知症だから”ではなく、混乱する環境においては誰もが通常と違う行動を 起こすものと理解し、始まったのがVR認知症プロジェクトです。

※「VR認知症」は、認知症ではない人が、バーチャルリアリティ (VR)の技術を活用し、認知症の中核症状を疑似体験するものです。

● 「銀木犀」から生まれました

VR認知症プログラムは株式会社シルバーウッドが運営するサービス付き高齢者住宅「銀木犀」での認知症の方との暮らしからヒントを得て生まれたプログラムです。
「銀木犀」の入居者様には認知症のある方も多くおられます。ご自宅では問題行動と受け止められる行動をされていた方も「銀木犀」に入居されると穏やかになっていく...これには一定の”何か”があるのではないか。
それを広げたい思いからVR認知症プロジェクトが生まれました。